小学生会員のみなさまへ
読書週間2023 10月27日~11月9日
終戦まもない1947年(昭和22)年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなかで「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回『読書週間』が開催されました。 そのときの反響はすばらしく、翌年の第2回からは期間も10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)と定められ、この運動は全国に拡がっていきました。
そして『読書週間』は、日本の国民的行事として定着し、日本は世界有数の「本を読む国民の国」になりました。
いま、電子メディアの発達によって、世界の情報伝達の流れは、大きく変容しようとしています。しかし、その使い手が人間であるかぎり、その本体の人間性を育て、かたちづくるのに、「本」が重要な役割を果たすことはかわりありません。
暮らしのスタイルに、人生設計のなかに、新しい感覚での「本とのつきあい方」をとりいれていきませんか。
どんな本を読んだらいいかわからない?とお悩みの方にはくもんのすいせん図書一覧表をお勧めします。学習教科に関わらずご希望のご家庭にはお渡しいたします。
2学期の学習内容(算数)


教材学習の目安にご活用ください。
計算領域以外は日々の暮らしの中で学べます。
ドリルより効果が出ますので是非参考にしてください。
学年を超えて進む意義
浦和Gリーグの会では小学生修了生(小学生で最終教材まで修了した生徒)を『コンプリーター』小学生L教材以上学習者を『プレコンプリーター』として独自表彰を行っています。この表彰は、日の出通り教室で小6で数学最終教材を修了したY君を称えたことにはじまりました。あれから早10年。2022年度は12名のお子さんが表彰されました。
Y君は原山小学校を卒業後原山中学校➡開成高校➡東京大学に進学しました。開成高校は言わずと知れた最難関の高校です。1学年の定員は400名。内、300名は中学受験組で高校受験組は100名です。300名の中学受験組は中学のカリキュラムを2年間で終え中3から高校課程の学習をはじめています。そして3年かけて高校課程を学びます。開成中学に合格するような優秀なお子さんであっても高校課程を学ぶ為には3年という時間が必要なのです。高校受験組はわずか1年間で中学受験組の進度まで追いつかなくてはなりません。圧縮させることが難しいといわれる高校課程の学習を限られた時間数で追いつくためには相当な学習量が必要です。高校受験組は勉強に追われ、ゆとりのない1年間を過ごすお子さんも多いとのことですが、Y君には部活(硬式テニス)に打ち込むゆとりがありました。学校の部活だけでは物足りずスクールにまで通い始めた・・・というのですから驚きです。
公立の上位校では授業時間数確保のために単元によっては授業はせずに生徒の自習で進めているのが現状です。
だからこそ、時間的にゆとりのある小学生の間にどの教科も少しでも高校教材(J教材以上)を学習してほしいと願っています。
最難関校に進んでも高校生活をゆとりをもって楽しめる・・・これこそ、学年を超えて進む意義だと感じます。
各種検定にチャレンジしましょう
令和時代のお子さんは教科書で扱う単元も増えゆとり世代から見ると勉強も増えました。また習い事等も多く多忙です。とはいえ、中間試験・期末試験に追われる中学生よりは余裕があるかと存じます。
中学生よりは多少なりとも時間の融通のきく6年間で英検・漢検・数検などの各種検定は3級(可能であれば準2級)まで取得しておくことをお勧めします。
英検・漢検は年3回 数検は毎年9月に実施を予定しています。計画的に学習してどんどんチャレンジしていきましょう。