小学生会員のみなさまへ
学年を超えて進む意義
浦和Gリーグの会では小学生修了生(小学生で最終教材まで修了した生徒)を『コンプリーター』小学生L教材以上学習者を『プレコンプリーター』として独自表彰を行っています。この表彰は、日の出通り教室で小6で数学最終教材を修了したY君を称えたことにはじまりました。あれから早10年。2022年度は12名のお子さんが表彰されました。
Y君は原山小学校を卒業後原山中学校➡開成高校➡東京大学に進学しました。開成高校は言わずと知れた最難関の高校です。1学年の定員は400名。内、300名は中学受験組で高校受験組は100名です。300名の中学受験組は中学のカリキュラムを2年間で終え中3から高校課程の学習をはじめています。そして3年かけて高校課程を学びます。開成中学に合格するような優秀なお子さんであっても高校課程を学ぶ為には3年という時間が必要なのです。高校受験組はわずか1年間で中学受験組の進度まで追いつかなくてはなりません。圧縮させることが難しいといわれる高校課程の学習を限られた時間数で追いつくためには相当な学習量が必要です。高校受験組は勉強に追われ、ゆとりのない1年間を過ごすお子さんも多いとのことですが、Y君には部活(硬式テニス)に打ち込むゆとりがありました。学校の部活だけでは物足りずスクールにまで通い始めた・・・というのですから驚きです。
公立の上位校では授業時間数確保のために単元によっては授業はせずに生徒の自習で進めているのが現状です。
だからこそ、時間的にゆとりのある小学生の間にどの教科も少しでも高校教材(J教材以上)を学習してほしいと願っています。
最難関校に進んでも高校生活をゆとりをもって楽しめる・・・これこそ、学年を超えて進む意義だと感じます。
各種検定にチャレンジしましょう
令和時代のお子さんは教科書で扱う単元も増えゆとり世代から見ると勉強も増えました。また習い事等も多く多忙です。とはいえ、中間試験・期末試験に追われる中学生よりは余裕があるかと存じます。
中学生よりは多少なりとも時間の融通のきく6年間で英検・漢検・数検などの各種検定は3級(可能であれば準2級)まで取得しておくことをお勧めします。
英検・漢検は年3回 数検は毎年9月に実施を予定しています。計画的に学習してどんどんチャレンジしていきましょう。
第1回くもんメイツ(資料)
4月15日(土)午後7時からの第1回くもんメイツでは1学期で学習する算数の授業と公文式についてお話させて頂きました。公文で扱う単元以外の学習は日常生活をちょっと工夫していただくだけで先取りが可能です。それはなぜか。算数は日常生活で生涯使う知識だからです。机上の学習よりも楽しく、親子のコミュニケーションも深まる日常生活のちょっとした工夫については資料をご覧ください。